こんにちは。1歳息子の育児に日々奮闘中のまめです。
我が家では、息子が生後3ヶ月半の頃、飛行機で1時間半の実家に帰省しました。(まだコロナ禍前でした)
今回は、初めての赤ちゃん連れ飛行機で
・事前に準備したこと
・空港、機内での授乳は?
・日時・座席指定のポイントは?
・飛行機を経験してわかったこと、役に立ったグッズ
など、実体験にもとづいてまとめていきたいと思います♪
こんな方におすすめ!
・赤ちゃんを連れて初めて飛行機を利用する予定の方・迷っている方
・空港や飛行機内での授乳が心配な方
・赤ちゃんの耳抜きについて知りたい方
それでは早速参りましょう♪
我が家が帰省を決めるまで
実際に飛行機での帰省を決めるまでは、迷いもありました。
- まだ小さいうちの長距離移動(しかも飛行機)
- 冬特有の感染症(インフルエンザ等)
など、一人目ということもあり不安で、はじめは暖かくなる春先(生後7ヶ月頃)をめどに帰省しようと考えていました。
しかし、みるみる成長する息子を前に、「小さいうちの姿は今しか見せられないなあ…」と。
また、ネットで調べると
「寝返り以降、動くようになってからのほうが移動は大変」
という意見も多く、逆に早いタイミングで一度連れて行くほうが楽なんじゃないかと考えました。
そこで、
- 子どもにとって出来るだけ負担にならない
- かつ自分たちも安心して移動出来る
ように、しっかりと準備をした上で帰省することにしました。
日時・座席指定のポイント
日時・座席指定で意識したことをまとめます。
日時の選び方
私たちが帰省したのは、12月中旬。
いずれも平日で、往路は11:00発、復路は13:30発の便でした。
まず、日時を決めるにあたって気をつけたのは、
出来るだけ混雑を避けられる日・時間帯にすること
です。
これは休日の都合などにもよりますが、我が家は夫が育休中だったため、往復ともに平日にしました。
時間帯は、平日の早朝や夕方以降の便は、出張の方も多く混雑する傾向にあるため、日中の空席が多い便にしました。
搭乗した飛行機に空席があると、広い座席に移動させてくれる場合がある?
ネット上にあった情報で、気になったので事前に今回利用したANAに問い合わせてみました。現在は他のお客様からのご意見もあり、そのようなサービスは行っていないとのことでした。
座席の選び方
座席は、行きは一番後ろの4席のうち端から2席、帰りは後ろから2番目の2人席にしました。
後方座席にしてみて感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
後方座席のメリット・デメリット
- メリット
- ・オムツ交換台のついたトイレが近い
・CAさんの座席が近いため、声をかけやすい
・立ってあやす際に後方にスペースがあり、周りの目が気になりにくい
・周りに子ども連れが多い(往復ともに目に見える範囲で3組以上いました)
- デメリット
- ・トイレに近いほど人の往来が多い
・降りる際に遅くなる(場合によっては荷物の受け渡しが開始している)
バシネットは?
「バシネット」というものはご存知ですか?
バシネットは、座席を利用しない子ども用に、座席前の壁に取り付けられるベビーベッドのことです。
ANAでは国内線でもバシネットの利用が可能な場合があります(※)。
※取り付けられる座席には限りがあるため(前に壁が必要)、予約の際は電話で確認するのが確実です。
今回はこのバシネットも検討しましたが、
- 座席位置的に授乳の際、周囲への配慮が必要
- 国内線で搭乗時間が短く、抱っこや膝の上で寝たままになる可能性が高い
という点から、最終的には後方座席にしました。
ただし、国際線で飛行時間が長い場合などは、バシネット席のほうが楽かなと思います。
空港までのアクセス
今回利用した羽田空港までは、最寄駅までのバス+電車で1時間半程度。
というのも、飛行機に乗る前後の電車って結構疲れるんですよね…
加えて今回は息子を抱っこしながら、荷物も普段より多くなります。
そこで我が家が出した結論は、
空港まで車で行ってしまおう!
というものでした。
車であれば荷物の問題もクリアでき、息子がぐずっても周りのことを気にせずに済むし、休憩することもできます。
また、都内の混雑する電車を回避することもできます。
駐車場は…?
羽田空港には直結の駐車場もありますが、周辺の民間駐車場と比べると割高なため、今回は民間の駐車場に預けることにしました。
我が家が実際に利用したのは、「羽田空港つばさパーキング」さんです。
普段の交通費と比較するとお金はかかってしまいますが、自宅-空港間のアクセスを車にしたことで、気持ち的にはとても楽になりました。
空港、機内での過ごし方【授乳・耳抜きは?】
空港内での過ごし方
実際に空港に到着してからの過ごし方をまとめてみました。
- ベビーカーをレンタルする
空港内では搭乗までの間、ベビーカーをレンタルすることができます(AB兼用)。
羽田空港第2ターミナルでは、保安検査場の横にベビーカーがずらっと並んでいました。
地上スタッフの方に声をかけると、「ご自由に使ってください~」という感じで、案外自由に使用することができました。
なんて思っていましたが、ベビーカーの下には荷物置きもあり、息子も視界が開けて楽しそうに座っていて借りて正解でした◎
ベビーカーはAB型兼用ではあるものの、完全にリクライニングできるわけではないので、ある程度首は座っていないと怖いかなという印象でした。
返却は、搭乗の際にスタッフの方が回収してくれました。
- 保安検査場を通過する
赤ちゃんの保安検査ですが、息子はベビーカーに乗ったまま金属探知機を通りました。
その後係員の方に軽くボディチェックされていましたが、まだ人見知りもないので嬉しそうでした^^;
- 合間で授乳・おむつ替え
空港内には至るところに授乳室があります。
中も綺麗で、ミルクを調乳する際に必要な物も揃っていました。
事前に授乳室・おむつ交換台の場所をチェックする際は、「ママパパマップ」がとても便利です。
\赤ちゃんのための授乳室・おむつ替え施設検索サイト/
スマホにアプリを入れておけば、外出先でもすぐに授乳室を見つけることができます!
- 搭乗
赤ちゃん連れの場合は、優先搭乗(一般の方よりも先に搭乗できる)が利用できます。
ちょっと躊躇するかもしれませんが、利用するのがおすすめです。
飛行中の過ごし方
飛行中、生後3ヶ月半の息子は授乳以外ほぼ寝ていました…(予想外…)
気圧の関係でぐずったりするのかなと思っていたのですが、睡眠欲のほうが勝ったようです。
ですが、色々と心配で事前に調べたこと、便利だったものがあったのでご紹介します。
耳抜き問題
赤ちゃん連れの飛行機について調べてみると、出てくるのがこの「耳抜き」に関してです。
飛行機の上昇・下降時に耳が詰まったり、痛くなったりするのはなぜ?
これは、機内の気圧が変化したために鼓膜の奥にある中耳の空気が膨張・収縮しようとするからです。中耳は耳管という細い管で鼻とつながっており、気圧が変化したときに耳管が鼻側で開くことにより体外と中耳の圧が等しくなります。ところが、かぜやアレルギー性鼻炎で鼻の粘膜が腫れると耳管が開かなくなり、中耳が炎症を起してしまいます。
JAL公式HPより引用。
予防としては、
- 鼻炎や鼻づまりを解消しておく
- 離着陸に合わせて授乳をする
と良いとのこと。
ちょうど息子が3ヶ月の頃は鼻づまりがひどく、綿棒では取りきれなくなっていました。
そこで、購入を検討したのは「メルシーポット」。
先輩ママや美容師さんからも強烈にオススメされていましたが、結構高いので躊躇していました…
なにより、買った人たちのレビュー・評価がまあ見事に高いんですよね。
ということで、出発の前々日、楽天のあす楽(翌日に配達)を利用し、思い切って購入しました。
メルシーポットが届き、無事に出発の朝に鼻づまりを解消してから搭乗。
行きの着陸時以外は寝ていたので授乳しませんでしたが、特に変わった様子もなく耳は大丈夫そうでした。
授乳について
飛行機内での授乳は気になるところですよね。
私がした対策は以下の3つです。
・授乳ケープの使用
・座席の工夫(隣に誰もいない席や夫が隣の窓側席を選ぶ)
・念のためミルクを準備(哺乳瓶・粉ミルク・お守りで液体ミルク)
・授乳ケープの使用
授乳ケープは楽天で用意しました。
こちらの授乳ケープは
- 1000円前後と安価
- 畳んで袋に入れるとコンパクトかつ軽量
- ワイヤーが入っているので、赤ちゃんの位置や飲んでいる様子が確認しやすい
という点で購入に至りました。
実際、行きの着陸前にお腹がすいてグズり始めたので、ケープで授乳しながら着陸しました。
哺乳瓶が大丈夫な赤ちゃんであれば、CAさんにお願いすれば調乳してくださるそうなので、お願いするのもアリだと思います。
また、CAさんに頼みづらかったり、タイミングが難しかったり…という場合には、液体ミルクがとても便利でした。
実際、帰りの飛行機ではずっと寝ていたのですが、着陸してドアが開くまでの間に空腹で泣き始めてしまいました。
ゆっくり母乳を与えている時間もないし…と焦りましたが、液体ミルクなら哺乳瓶にいれてすぐに授乳できたので、本当に助かりました。
液体ミルクって粉ミルクよりコスパ悪いしなあ…と思っていましたが、外出時にはそれを上回る便利さがあり、保存期間も長いので、外出時のお守り用や災害時の備蓄用に買っておくのはアリだと思います◎
まとめ
飛行機を利用した初めての実家帰省について、実体験を元にまとめてみました。
子どもを連れてとなると、初めてのことは何でも不安や心配事が多いですよね。
これから飛行機移動を予定している方に、少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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